ひとりひとりの水辺の実現に向けて

【3月4日(木)19時】トークイベント”みんなの占用許可”

市民主体で占用許可を受けてイベント等の企画を実現した実体験者3組によるトークイベントを実施します。

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※チラシ→PDFファイルはこちら

 公共空間を使ってイベントや事業などに取り組む際に占用許可が必要になる事はよくありますが、許可を得ることは容易ではありません。占用主体は長らく行政組織や公益性の高い団体に限定されているからです。

 本企画では、然るべき手続きを経て占用許可を受け、水辺での企画の実現を果たした大阪の3組の市民主体から、そのプロセスや得られた知見・ノウハウについてお話を伺います。

 まちを使いたい・楽しくしたいという市民の純粋な発意・行動意思が叶うまちこそが、これから選ばれるまちとなります。そのためにはどんなコツ・ツボがあるのか、水都大阪コンソーシアムをコメンテーターに迎え、議論を深めたいと思います。

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<実施概要>
表 題 トークイベント”みんなの占用許可”PUBLICSHIP UPDATING vol.1
日 程 3月4日(木)
時 間 19時〜21時
場 所 オンライン開催
参加費 1500円(以下の申込サイトによる事前決済)
登壇者 伏見の港デザイン研究所 .port 林 亜衣子
    一般社団法人日本建築協会 U-35委員会 高畑 貴良志、平岡 翔太
    水辺のレストラン 末村 巧
ゲスト 水都大阪コンソーシアム 吉城 寿栄
案内人 水辺のまち再生プロジェクト事務局 笹尾 和宏
テーマ 占用許可によって実施した取り組み
    占用許可に至るプロセスやスケジュール
    実施して得られた、ならではな体験・知見
    経験を通じて見えてきた課題・ビジョン 他、
主 催 水辺のまち再生プロジェクト
申 込 https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01mst511g5ues.html#accept
    (3月3日までにYouTube LiveのURLをお伝えします。)
問合せ mizube@suito-osaka.net(担当:笹尾)


<登壇者等詳細>
伏見の港デザイン研究所 .port
林 亜衣子
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かつて伏見と大阪との交易を支えた三十石船をモチーフに制作したカーゴバイク「伏見マール」入港式として、水運でつながった都市交流の起点である八軒家浜の河岸で小さなパーティを開催。
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(一社)日本建築協会 U-35委員会
高畑貴良志 2020年度リーダー/日建設計
平岡 翔太 2021年度リーダー/大建設計
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新型コロナウィルスが感染拡大するなか「街=外」の空間に着目。場の共有を感じられるインスタレーション「フープディスタンス」「水辺カーペット」「波打つ広場」「バルーンディスタンス」を中之島公園で実施。
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水辺のレストラン
末村 巧
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コロナ禍の取り組みの一環として、「本格的なアウトドアレストラン」をコンセプトに、若手コックやギャルソンたちのユニットによるフレンチフルコースとペアリングワインを擁したレストランサービスを提供。
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水都大阪コンソーシアム
吉城 寿栄
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行政や経済団体、大阪観光局や民間の舟運事業者団体で構成される公民一体型の組織。水辺や河川を活用した事業の展開やイベントを主催するほか、市民企画のサポートにも積極的に取り組む。

【案内人】
水辺のまち再生プロジェクト事務局
笹尾 和宏
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河川水域でのイベントや「自由使用」の視点にたった生活目線の実践を行う。著書に「あたらしい「路上」のつくり方 実践者に聞く屋外公共空間の活用ノウハウ」(2018年共著)、「PUBLIC HACK 私的に自由にまちを使う」(2019年)

<PUBLICSHIP UPDATINGについて>
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PUBLICSHIPとは、公共空間を主体的に利用する所作であり心構えを指す造語です。PUBLICSHIPに新しい視点や発見をもたらす気づきを獲得していく活動がPUBLICSHIP UPDATINGです。



2021年01月29日

posted by 水辺のまち再生プロジェクト at 09:00 | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

|||||||||||||| 水辺通信 2021_1月号 ||||||||||||||||||||||

この水辺通信は、
「水辺のまち再生プロジェクト」が発行しています。

|||||||||||||| 水辺通信 2021_1月号 ||||||||||||||||||||||

目次

■水辺レストラン、来年からの定期開催に向けて!
■春に向けて"Tripod+"動き始めています。
■今月の水辺通信情報
■メンバー参加のセミナー記録とメディア掲載情報


こんにちは、水辺のまち再生プロジェクトの笹尾です。
本年もよろしくお願いいたします。

「素直な発意で立ち上がった小さな企画がきちんと当日に実現できるなんて、まさしく水都やん」と思う出来事がありました。
11月3日(祝)、中之島公園の各所にバルーンやレッドカーペットなどを用いた体験型の小さなインスタレーションが行われていました。日本建築協会の若手組織「U-35委員会」によるもので、事前告知や当日の現地案内は大々的になかったものの、当日は一般の方が現地の企画に触れて、中之島・水辺の魅力を再発見する楽しい様子が広がっていました。

チラシはこちら
 URL http://www.aaj.or.jp/wp/wp-content/themes/aaj/u35/pdf/news7thaction.pdf

それでは、今月の水辺通信です!


■水辺レストラン、来年からの定期開催に向けて!

10月28日(水の日)に「水辺レストラン」を開催しました(^^♪
季節は寒くなりかけていましたので、開催が危ぶまれましたが当日は奇跡的に暖かく無風のベストコンディション。参加者20名が若手レストランユニットによる6+2プレートのフルコースとペアリングワインを擁したレストランサービスを堪能しました。
この企画は水辺不動産によるコロナ禍で頑張る飲食テナント応援企画から始まり、水辺ダイナーのマインドと北浜テラスの運営で培ったパブリックスペース活用ノウハウを結集。
八軒家浜ガーデンズ「みんなのお庭」で植物の手入れをするご近所ネットワークによって実現しています。今年中に2パターンの実験開催を行い、来春以降の定期開催を目指すというもので、予定通り2度目の開催でした。
アウトドアでカフェではない本格的なレストランサービスがどこまで楽しめるかというチャレンジでしたが、素晴らしい体験でした。持続可能な企画に成長させるためには課題も出ましたが、喜んでチャレンジします!

記録兼イメージムービーをどうぞ
 URL https://youtu.be/fCHvfNrnh14


■春に向けて"Tripod+"動き始めています。

クランピングは欄干や柵といった境界を寄り付ける止まり木に変える取り組みですが、何よりもホームセンターで素材(クランプと板)を買えば用意が揃うというのがミソです。その思想を引き継ぐ形で三脚を使った企画を始めたいと思っています。お手元に1つはあって活躍の場が撮影するときだけ…という眠れる三脚(Tripod)の役割を拡張(+)させようという企みです。手軽に持ち運べて自立できる"脚"に何をプラスさせるのか。公共の場所を私の場所に変えるために、「自分なりの演出」をどう工夫できるのか。ぜひこちらの絶賛試行錯誤中の様子をご覧ください。
 URL http://mizube-life.seesaa.net/article/479131028.html
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■今月の特選水辺不動産情報

 1.【賃貸】水辺のオフィスが無垢フローリングでお待ちしています【大川】
 https://www.minfudo.com/syosai.php?id=10123

 2.【賃貸】水辺の最少区画【大川】
 https://www.minfudo.com/syosai.php?id=10412

 3.【売買】リノベ素材向き中古マンション【城東運河】
 https://www.minfudo.com/syosai.php?id=10558



■メンバー参加のセミナー記録とメディア掲載情報

メンバーが話題提供したまちづくりセミナーの記録が下のURLにアップされました。「公共空間の魅力を再点検する」というタイトルにあるとおり、利活用やマネジメントの概念が先行している公共空間に対して、改めて立ち止まり、公共空間のなんたるかについて掘り下げた内容になっています。是非ご覧ください。
 URL http://judi.sub.jp/judi/200726semi_kirku.pdf

また、メンバーが執筆した書籍「PUBLIC HACK」が、大丸松坂屋百貨店の未来定番研究所が運営するオウンドメディア「FUTURE IS NOW」の「F.I.N.的新語辞典」に登録されました。
 URL https://fin.miraiteiban.jp/public-hack/


・次回「水辺通信」は、2021年2月配信予定
・通信の送信希望や停止、水辺情報の提供は以下アドレスまで
 mizube@suito-osaka.net


|||||||||||| 水辺のまち再生プロジェクト |||||||||||||
        http://www.suito-osaka.net

2021年01月06日

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■春に向けて"Tripod+"動き始めています。

クランピングは欄干や柵といった境界を寄り付ける止まり木に変える取り組みですが、何よりもホームセンターで素材(クランプと板)を買えば用意が揃うというのがミソです。その思想を引き継ぐ形で三脚を使った企画を始めたいと思っています。どこにでもある(何なら家にある)三脚(Tripod)の役割を拡張(+)させようという企みです。手軽に持ち運べて自立できる"脚"に何をプラスさせるのか。公共の場所を私の場所に変えるために、どう「自分なりの演出」を果たすのか…。


以下は絶賛試行錯誤中の様子です。

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2020年12月22日

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