ひとりひとりの水辺の実現に向けて

|||||||||||||| 水辺通信 2021_3月号||||||||||||||||||||||

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目次

■“みんなの占用許可 PUBLICSHIP UPDATING”は明後日3月4日です!
■今月の特選水辺不動産情報
■【メンバーが登壇】屋台のオンライントークイベントは3月26日


こんにちは、水辺のまち再生プロジェクトの笹尾です。

私たちが他者から受けるあらゆるサービスは、「その自活に至るまでの途中経過なのではないか」と、最近になって思うようになりました。どんなに凄腕のプロによる料理だって、目指せないわけではないからです。
そう捉えると、サービスの提供側にはその質や強度や提供方法を慎重に考える意識が必要と言えます。仮に、「社会が【こうなれば】いいのに」と思って、【そうなる】サービスを作ったところで、サービスの強度が強すぎると受け手はいつまでたっても消費者のスタンスから抜け出せません。短期的には売上につながりますが、長期的に考えると先細りです。

それでは、今月の水辺通信です!



■“みんなの占用許可 PUBLICSHIP UPDATING”は明後日3月4日です!

地域の公共空間を活用したイベントや事業をする際には“占用許可”の取得が必要です。
これまで行政組織や公益性の高い団体が多く、許可を取得していたこともあり、「占用許可を取るのは難しいのではないか?」といったイメージを持たれています。一方、地域の活性化を目的として、路上などでのイベントを開催する機会が増えています。
コロナの時代において、室内よりも野外でのイベントが3密を避けるうえでも、野外でのイベントや事業の重要性が増しています。
「オンライントークイベント“みんなの占用許可”PUBLICSHIP UPDATING!」では、市民主体で占用許可を経験した3組によるトークイベントを実施、そのプロセスや得られた知見・ノウハウについてお話を伺います。

「〇〇警察」「同調圧力」といったキーワードをよく耳するようになりました。どこにもないルールで自分を縛るのをやめて、ルール化しない秩序のある暮らしを。

NO BORDER ,BE WILD
あなたに野生は残っていますか?

<PUBLICSHIP UPDATINGについて>
PUBLICSHIPとは、公共空間を主体的に利用する所作であり心構えを指す造語です。PUBLICSHIPに新しい視点や発見をもたらす気づきを獲得していく活動がPUBLICSHIP UPDATINGです。


<実施概要>
表 題 トークイベント”みんなの占用許可”PUBLICSHIP UPDATING vol.1
日 程 3月4日(木)
時 間 19時〜21時
場 所 オンライン開催
参加費 1,500円(以下の申込サイトによる事前決済)
登壇者 伏見の港デザイン研究所 .port 林 亜衣子
    一般社団法人日本建築協会 U-35委員会 高畑 貴良志、平岡 翔太
    水辺のレストラン 末村 巧
ゲスト 水都大阪コンソーシアム 吉城 寿栄
テーマ 占用許可によって実施した取り組み
    占用許可に至るプロセスやスケジュール
    実施して得られた、ならではな体験・知見
    経験を通じて見えてきた課題・ビジョン 他、
主 催 水辺のまち再生プロジェクト
申 込 https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01mst511g5ues.html
問合せ mizube@suito-osaka.net(担当:笹尾)

passmarket用組写真.jpg


■今月の特選水辺不動産情報

 1.天然木フローリング張りのオフィス【大川 賃貸】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10123

 2.超貴重!水辺の路面店舗【大川 賃貸】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10562

 3.京都山科の登録文化財の洋館【琵琶湖疎水 売買】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10482

 4.リノベの素材的マンション【城北運河 売買】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10558


■【メンバーが登壇】屋台のオンライントークイベントは3月26日

屋台の作り手4人が集い座談するイベント、開催まで1ヶ月を切りました。さて、屋台のはなしするといっても、そもそも屋台とはなんなんでしょう?辞典をあたってみると…

や‐たい【屋台】
@ 台を設けた屋根付きの小さな店。路上・広場などで簡単な商いをするのに用いる。車をつけるなどして、移動させるものが多い。屋台店。「━を引く」
A 飾り物をして祭礼のときに引き歩く小屋形の台。囃子方はやしかたや踊り手などをのせるものもある。山車だし。
B 能楽・演劇などで、家屋・社寺などをかたどった大道具。
C 「屋台骨」の略。→屋台骨

とあります。想像しやすいのは、@のお店としての屋台でしょうか。逆にAやBは日常ではあまり見かけないものかもしれません。今回は、この辞典には載っていないタイプの「外れ値」な屋台を作っている方々が多くいます。またそこでの営みも、ただモノとお金をやり取りだけでない、多様なものを提供している方々です。屋台の辞典との意味をアップデートする意図ではないですが、屋台の見方が変わるかもしれない座談になるのではと楽しみです。

【イベント概要】
イベント名:「集まる場」の"私的"性−屋台家トーク
日 時:2021.3.26 金曜日 19時-21時
場 所:オンラインイベント (YouTube Live)
観覧料:1,000円(学生500円)
詳 細:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/011k0m11fjpmr.html
    facebookはこちら→https://www.facebook.com/events/452069719504813


・次回「水辺通信」は、2021年4月配信予定
・通信の送信希望や停止、水辺情報の提供は以下アドレスまで
 mizube@suito-osaka.net


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        http://www.suito-osaka.net

2021年03月02日

posted by 水辺のまち再生プロジェクト at 12:41 | 水辺通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

|||||||||||||| 水辺通信 2021_2月号||||||||||||||||||||||

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目次

■【3月4日(木)19時】オンライントークイベント“みんなの占用許可”
■今月の特選水辺不動産情報
■【3月26日(金)19時】メンバーが屋台のオンライントークイベントに登壇します


こんにちは、水辺のまち再生プロジェクトの笹尾です。

物事がうまく運ぶとき、その主体は誰なのか、自分はどういう立場で関わっているのか思い返すようにしています。
うまくいったものごとは
 ・やりたい人がいて、自らやる
 ・やりたい人がいて、それを別の人が支援する
 ・やらせたい人がいて、別の人にしっかりやらせ切る
のどれかに当てはまっていて、片や、うまくいかないケースは
 ・やらせたい人がいて、別の人に中途半端に仕向ける
に陥っているように感じています。上の3つは誰かに何らかのモチベーションが発生しているのに対し、4つ目のうまくいかないケースには誰からもモチベーションが湧いていません。

プロジェクトがうまく回りそうかそうじゃないか、そうじゃないときにモチベーションが(自分も含めて)誰かに芽生えそうか、を自問するように心がけています。そして、私たちの活動はもっぱら一番上のパターンです。自らやる!

それでは、今月の水辺通信です!



■【3月4日(木)19時〜】オンライントークイベント“みんなの占用許可”PUBLICSHIP UPDATING!


市民主体で占用許可を経験した3組によるトークイベントを実施、そのプロセスや得られた知見・ノウハウについてお話を伺います。。

「トップ・ダウンからボトム・アップへ」と、まちづくり政策にかかる構造変革が叫ばれて久しいですが、ボトム・アップまで至らずとも、私たち市民の都市生活そのものの選択肢が増えて可動域が広がることをもって、まちが魅力的になる道筋(ボトム・フルと呼んでいます)もあるのではと考えています。その一つの手法として、公共的な場所でイベント等をするための【占用許可】を特別扱いせず身近にあるものだと捉え直す機会になればと思います。


<実施概要>
表 題 トークイベント”みんなの占用許可”PUBLICSHIP UPDATING vol.1
日 程 3月4日(木)
時 間 19時〜21時
場 所 オンライン開催
参加費 1,500円(以下の申込サイトによる事前決済)
登壇者 伏見の港デザイン研究所 .port 林 亜衣子
    一般社団法人日本建築協会 U-35委員会 高畑 貴良志、平岡 翔太
    水辺のレストラン 末村 巧
ゲスト 水都大阪コンソーシアム 吉城 寿栄
テーマ 占用許可によって実施した取り組み
    占用許可に至るプロセスやスケジュール
    実施して得られた、ならではな体験・知見
    経験を通じて見えてきた課題・ビジョン 他、
主 催 水辺のまち再生プロジェクト
申 込 https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01mst511g5ues.html#accept
    ※3月3日までにYouTube LiveのURLをお伝えします。
問合せ mizube@suito-osaka.net(担当:笹尾)

passmarket用組写真.jpg

<PUBLICSHIP UPDATINGについて>
PUBLICSHIPとは、公共空間を主体的に利用する所作であり心構えを指す造語です。PUBLICSHIPに新しい視点や発見をもたらす気づきを獲得していく活動がPUBLICSHIP UPDATINGです。


■今月の特選水辺不動産情報

 1.天然木フローリング張りのオフィス【大川 賃貸】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10123

 2.超貴重!水辺の路面店舗【大川 賃貸】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10562

 3.京都山科の登録文化財の洋館【琵琶湖疎水 売買】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10482

 4.リノベの素材的マンション【城北運河 売買】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10558


■【3月26日(金)19時】メンバーが屋台のオンライントークイベントに登壇します

新型コロナによって、場の使い方にも変化があったように思います。そんな中で「屋台」というものが「密ではない場」ということで切り取られ、ひとつのツールとして活用されています。ですが、屋台というのはもっともっとパーソナルなもので、感染対策というソーシャルな理由を超えて、屋台に集まる人たち、屋台を使う人たち、みなの個人的な都合に合わせてその時々で、用途を変え、場所を変え、姿形も変わっていくような、ゆるやかな装置です。
今回は、そんな屋台に関わる人の中で、あまり目にすることのない「屋台の作り手=屋台家」が集まり、作り手として屋台をどうみているのかを話し合います。その中には当プロジェクトメンバーも参加します。
登壇者によって考えていることが違うことが事前の企画調整ミーティングでも垣間見えており、どんな話が飛び出すか読めません(笑)

【イベント概要】
イベント名:「集まる場」の"私的"性−屋台家トーク
日 時:2021.3.26 金曜日 19時-21時
場 所:オンラインイベント (YouTube Live)
観覧料:1,000円(学生500円)
詳 細:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/011k0m11fjpmr.html

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・次回「水辺通信」は、2021年3月配信予定
・通信の送信希望や停止、水辺情報の提供は以下アドレスまで
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2021年02月19日

posted by 水辺のまち再生プロジェクト at 06:30 | 水辺通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この水辺通信は、
「水辺のまち再生プロジェクト」が発行しています。

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目次

■水辺レストラン、来年からの定期開催に向けて!
■春に向けて"Tripod+"動き始めています。
■今月の水辺通信情報
■メンバー参加のセミナー記録とメディア掲載情報


こんにちは、水辺のまち再生プロジェクトの笹尾です。
本年もよろしくお願いいたします。

「素直な発意で立ち上がった小さな企画がきちんと当日に実現できるなんて、まさしく水都やん」と思う出来事がありました。
11月3日(祝)、中之島公園の各所にバルーンやレッドカーペットなどを用いた体験型の小さなインスタレーションが行われていました。日本建築協会の若手組織「U-35委員会」によるもので、事前告知や当日の現地案内は大々的になかったものの、当日は一般の方が現地の企画に触れて、中之島・水辺の魅力を再発見する楽しい様子が広がっていました。

チラシはこちら
 URL http://www.aaj.or.jp/wp/wp-content/themes/aaj/u35/pdf/news7thaction.pdf

それでは、今月の水辺通信です!


■水辺レストラン、来年からの定期開催に向けて!

10月28日(水の日)に「水辺レストラン」を開催しました(^^♪
季節は寒くなりかけていましたので、開催が危ぶまれましたが当日は奇跡的に暖かく無風のベストコンディション。参加者20名が若手レストランユニットによる6+2プレートのフルコースとペアリングワインを擁したレストランサービスを堪能しました。
この企画は水辺不動産によるコロナ禍で頑張る飲食テナント応援企画から始まり、水辺ダイナーのマインドと北浜テラスの運営で培ったパブリックスペース活用ノウハウを結集。
八軒家浜ガーデンズ「みんなのお庭」で植物の手入れをするご近所ネットワークによって実現しています。今年中に2パターンの実験開催を行い、来春以降の定期開催を目指すというもので、予定通り2度目の開催でした。
アウトドアでカフェではない本格的なレストランサービスがどこまで楽しめるかというチャレンジでしたが、素晴らしい体験でした。持続可能な企画に成長させるためには課題も出ましたが、喜んでチャレンジします!

記録兼イメージムービーをどうぞ
 URL https://youtu.be/fCHvfNrnh14


■春に向けて"Tripod+"動き始めています。

クランピングは欄干や柵といった境界を寄り付ける止まり木に変える取り組みですが、何よりもホームセンターで素材(クランプと板)を買えば用意が揃うというのがミソです。その思想を引き継ぐ形で三脚を使った企画を始めたいと思っています。お手元に1つはあって活躍の場が撮影するときだけ…という眠れる三脚(Tripod)の役割を拡張(+)させようという企みです。手軽に持ち運べて自立できる"脚"に何をプラスさせるのか。公共の場所を私の場所に変えるために、「自分なりの演出」をどう工夫できるのか。ぜひこちらの絶賛試行錯誤中の様子をご覧ください。
 URL http://mizube-life.seesaa.net/article/479131028.html
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■今月の特選水辺不動産情報

 1.【賃貸】水辺のオフィスが無垢フローリングでお待ちしています【大川】
 https://www.minfudo.com/syosai.php?id=10123

 2.【賃貸】水辺の最少区画【大川】
 https://www.minfudo.com/syosai.php?id=10412

 3.【売買】リノベ素材向き中古マンション【城東運河】
 https://www.minfudo.com/syosai.php?id=10558



■メンバー参加のセミナー記録とメディア掲載情報

メンバーが話題提供したまちづくりセミナーの記録が下のURLにアップされました。「公共空間の魅力を再点検する」というタイトルにあるとおり、利活用やマネジメントの概念が先行している公共空間に対して、改めて立ち止まり、公共空間のなんたるかについて掘り下げた内容になっています。是非ご覧ください。
 URL http://judi.sub.jp/judi/200726semi_kirku.pdf

また、メンバーが執筆した書籍「PUBLIC HACK」が、大丸松坂屋百貨店の未来定番研究所が運営するオウンドメディア「FUTURE IS NOW」の「F.I.N.的新語辞典」に登録されました。
 URL https://fin.miraiteiban.jp/public-hack/


・次回「水辺通信」は、2021年2月配信予定
・通信の送信希望や停止、水辺情報の提供は以下アドレスまで
 mizube@suito-osaka.net


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2021年01月06日

posted by 水辺のまち再生プロジェクト at 09:00 | 水辺通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする