ひとりひとりの水辺の実現に向けて

|||||||||||||| 水辺通信 2021_4月号||||||||||||||||||||||

|||||||||||||| 水辺通信 2021_4月号||||||||||||||||||||||

目次

■“みんなの占用許可 PUBLICSHIP UPDATING”実施しました
■今月の特選水辺不動産情報
■“PUBLICSHIP EXPERIENCES 2020-2021 review”を作りました
■月刊誌「河川」にメンバーが寄稿しました



こんにちは、水辺のまち再生プロジェクトの笹尾です。

「第四派」が想定され、数多の生活行為が我慢モード(取りやめ・延期)に移行しつつあります。
そんな流れを受け、必要以上に自身の活動を抑え、更には他人をも抑えようとする心理にあることを実感していますが、それには大いに抗うべきではないでしょうか。

普段から共に過ごしている親しい仲間や、家族、あるいは1人ででも、自分にとってのお気に入りの場所で個々人が好きなことをすることで、これまで通り充分に潤います。
公という字は「私の総体」「私を開く」を意味しています。人の目に触れることそのものは悪ではありません。

「今だからこそ重要なのでは」と、私たちのステートメントを改めてこの水辺通信の末尾に記したいと思います。
ぜひご覧ください。

それでは、今月の水辺通信です!



■“みんなの占用許可 PUBLICSHIP UPDATING”実施しました

去る3月4日に、トークイベント“みんなの占用許可 PUBLICSHIP UPDATING”を実施しました。
前半に登壇者3者からそれぞれの占用許可のストーリーをうかがい、後半は水都大阪コンソーシアムの吉城さんを交えてディスカッション。
 ・営業行為と公益性の両立
 ・やわらかい構想段階の相談相手
 ・中間組織のあり方
 ・許可権者との協議のコツ
など、技術的なものから理念まで、幅広く語り合いました。
参加メンバー同士での現場での共感がその後の打上げにまで持ち込まれたことは言うまでもなく、オーディエンスさん達との交流が思いのほか、盛り上がりました。


■今月の特選水辺不動産情報

 1.水辺のコンパクトオフィス【大川】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10566

 2.幻になる水辺不動産【大川】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10545

 3.水辺の未完成店舗【大川】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10562

 4.無垢板張り水辺オフィス【大川】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10123


■“PUBLICSHIP EXPERIENCES 2020-2021 review”を作りました

2020年度の私たちの取り組みと、まちで見かけた“NO BORDER, BE WILD.”な公共空間の使われ方・過ごし方をまとめた“PUBLICSHIP EXPERIENCES 2020-2021 review”を作りました。今回は、コロナ禍という状況も中身に一部反映されています。
こちらからご覧ください(DLできます)。
https://urbanoutdoorweeks.jimdofree.com/publications/

表紙.jpg


■月刊誌「河川」3月号にメンバーが寄稿しました

特集「水辺から変わる まち・人・未来 〜水辺発の新たなアクティビティから社会問題の解決まで〜」の中で、水辺不動産が考える水辺活用という表題で不動産と水辺空間との関係性について語っています。
こちらから目次がご覧いただけます
http://www.japanriver.or.jp/kasen/r3_21/2021_03.htm


■■■■
NO BORDER, BE WILD.
僕らに都市で遊ぶ野生は残っているか

「都市」という自分たちが作ったルールに飼いならされていないか
都市に生かされている中で、自ら都市に生きることを子どもに示せるか
無自覚な消費行動に対する疑問はあるか

都市空間における規制緩和の恩恵は商的利用に偏り
生活者はサービスを享受する受動的消費者のまま
まちなかの店舗や施設で過ごすのと同じ
それどころか、規制緩和されたことしかできなくなる可能性もある
目指したのはこの未来だけじゃない
規制緩和が無くても、許可を得なくてもできることはまだまだある

都市に日常のアクティビティが重なることでも生活の魅力は変わっていく
認める社会から許す社会へ
都市生活者ひとりひとりのセンスアップと
居合わせた当事者同士の調整力
より高度でエキサイティングな社会の方向を向いていたい
目指すのは「ルール化に拠らない秩序のある生活」
■■■■


・次回「水辺通信」は、2021年5月配信予定
・通信の送信希望や停止、水辺情報の提供は以下アドレスまで
 mizube@suito-osaka.net


|||||||||||| 水辺のまち再生プロジェクト |||||||||||||
        http://www.suito-osaka.net

2021年04月09日

posted by 水辺のまち再生プロジェクト at 12:00 | 水辺通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

|||||||||||||| 水辺通信 2021_3月号||||||||||||||||||||||

|||||||||||||| 水辺通信 2021_3月号||||||||||||||||||||||

目次

■“みんなの占用許可 PUBLICSHIP UPDATING”は明後日3月4日です!
■今月の特選水辺不動産情報
■【メンバーが登壇】屋台のオンライントークイベントは3月26日


こんにちは、水辺のまち再生プロジェクトの笹尾です。

私たちが他者から受けるあらゆるサービスは、「その自活に至るまでの途中経過なのではないか」と、最近になって思うようになりました。どんなに凄腕のプロによる料理だって、目指せないわけではないからです。
そう捉えると、サービスの提供側にはその質や強度や提供方法を慎重に考える意識が必要と言えます。仮に、「社会が【こうなれば】いいのに」と思って、【そうなる】サービスを作ったところで、サービスの強度が強すぎると受け手はいつまでたっても消費者のスタンスから抜け出せません。短期的には売上につながりますが、長期的に考えると先細りです。

それでは、今月の水辺通信です!



■“みんなの占用許可 PUBLICSHIP UPDATING”は明後日3月4日です!

地域の公共空間を活用したイベントや事業をする際には“占用許可”の取得が必要です。
これまで行政組織や公益性の高い団体が多く、許可を取得していたこともあり、「占用許可を取るのは難しいのではないか?」といったイメージを持たれています。一方、地域の活性化を目的として、路上などでのイベントを開催する機会が増えています。
コロナの時代において、室内よりも野外でのイベントが3密を避けるうえでも、野外でのイベントや事業の重要性が増しています。
「オンライントークイベント“みんなの占用許可”PUBLICSHIP UPDATING!」では、市民主体で占用許可を経験した3組によるトークイベントを実施、そのプロセスや得られた知見・ノウハウについてお話を伺います。

「〇〇警察」「同調圧力」といったキーワードをよく耳するようになりました。どこにもないルールで自分を縛るのをやめて、ルール化しない秩序のある暮らしを。

NO BORDER ,BE WILD
あなたに野生は残っていますか?

<PUBLICSHIP UPDATINGについて>
PUBLICSHIPとは、公共空間を主体的に利用する所作であり心構えを指す造語です。PUBLICSHIPに新しい視点や発見をもたらす気づきを獲得していく活動がPUBLICSHIP UPDATINGです。


<実施概要>
表 題 トークイベント”みんなの占用許可”PUBLICSHIP UPDATING vol.1
日 程 3月4日(木)
時 間 19時〜21時
場 所 オンライン開催
参加費 1,500円(以下の申込サイトによる事前決済)
登壇者 伏見の港デザイン研究所 .port 林 亜衣子
    一般社団法人日本建築協会 U-35委員会 高畑 貴良志、平岡 翔太
    水辺のレストラン 末村 巧
ゲスト 水都大阪コンソーシアム 吉城 寿栄
テーマ 占用許可によって実施した取り組み
    占用許可に至るプロセスやスケジュール
    実施して得られた、ならではな体験・知見
    経験を通じて見えてきた課題・ビジョン 他、
主 催 水辺のまち再生プロジェクト
申 込 https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01mst511g5ues.html
問合せ mizube@suito-osaka.net(担当:笹尾)

passmarket用組写真.jpg


■今月の特選水辺不動産情報

 1.天然木フローリング張りのオフィス【大川 賃貸】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10123

 2.超貴重!水辺の路面店舗【大川 賃貸】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10562

 3.京都山科の登録文化財の洋館【琵琶湖疎水 売買】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10482

 4.リノベの素材的マンション【城北運河 売買】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10558


■【メンバーが登壇】屋台のオンライントークイベントは3月26日

屋台の作り手4人が集い座談するイベント、開催まで1ヶ月を切りました。さて、屋台のはなしするといっても、そもそも屋台とはなんなんでしょう?辞典をあたってみると…

や‐たい【屋台】
@ 台を設けた屋根付きの小さな店。路上・広場などで簡単な商いをするのに用いる。車をつけるなどして、移動させるものが多い。屋台店。「━を引く」
A 飾り物をして祭礼のときに引き歩く小屋形の台。囃子方はやしかたや踊り手などをのせるものもある。山車だし。
B 能楽・演劇などで、家屋・社寺などをかたどった大道具。
C 「屋台骨」の略。→屋台骨

とあります。想像しやすいのは、@のお店としての屋台でしょうか。逆にAやBは日常ではあまり見かけないものかもしれません。今回は、この辞典には載っていないタイプの「外れ値」な屋台を作っている方々が多くいます。またそこでの営みも、ただモノとお金をやり取りだけでない、多様なものを提供している方々です。屋台の辞典との意味をアップデートする意図ではないですが、屋台の見方が変わるかもしれない座談になるのではと楽しみです。

【イベント概要】
イベント名:「集まる場」の"私的"性−屋台家トーク
日 時:2021.3.26 金曜日 19時-21時
場 所:オンラインイベント (YouTube Live)
観覧料:1,000円(学生500円)
詳 細:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/011k0m11fjpmr.html
    facebookはこちら→https://www.facebook.com/events/452069719504813


・次回「水辺通信」は、2021年4月配信予定
・通信の送信希望や停止、水辺情報の提供は以下アドレスまで
 mizube@suito-osaka.net


|||||||||||| 水辺のまち再生プロジェクト |||||||||||||
        http://www.suito-osaka.net

2021年03月02日

posted by 水辺のまち再生プロジェクト at 12:41 | 水辺通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

|||||||||||||| 水辺通信 2021_2月号||||||||||||||||||||||

|||||||||||||| 水辺通信 2021_2月号||||||||||||||||||||||

目次

■【3月4日(木)19時】オンライントークイベント“みんなの占用許可”
■今月の特選水辺不動産情報
■【3月26日(金)19時】メンバーが屋台のオンライントークイベントに登壇します


こんにちは、水辺のまち再生プロジェクトの笹尾です。

物事がうまく運ぶとき、その主体は誰なのか、自分はどういう立場で関わっているのか思い返すようにしています。
うまくいったものごとは
 ・やりたい人がいて、自らやる
 ・やりたい人がいて、それを別の人が支援する
 ・やらせたい人がいて、別の人にしっかりやらせ切る
のどれかに当てはまっていて、片や、うまくいかないケースは
 ・やらせたい人がいて、別の人に中途半端に仕向ける
に陥っているように感じています。上の3つは誰かに何らかのモチベーションが発生しているのに対し、4つ目のうまくいかないケースには誰からもモチベーションが湧いていません。

プロジェクトがうまく回りそうかそうじゃないか、そうじゃないときにモチベーションが(自分も含めて)誰かに芽生えそうか、を自問するように心がけています。そして、私たちの活動はもっぱら一番上のパターンです。自らやる!

それでは、今月の水辺通信です!



■【3月4日(木)19時〜】オンライントークイベント“みんなの占用許可”PUBLICSHIP UPDATING!


市民主体で占用許可を経験した3組によるトークイベントを実施、そのプロセスや得られた知見・ノウハウについてお話を伺います。。

「トップ・ダウンからボトム・アップへ」と、まちづくり政策にかかる構造変革が叫ばれて久しいですが、ボトム・アップまで至らずとも、私たち市民の都市生活そのものの選択肢が増えて可動域が広がることをもって、まちが魅力的になる道筋(ボトム・フルと呼んでいます)もあるのではと考えています。その一つの手法として、公共的な場所でイベント等をするための【占用許可】を特別扱いせず身近にあるものだと捉え直す機会になればと思います。


<実施概要>
表 題 トークイベント”みんなの占用許可”PUBLICSHIP UPDATING vol.1
日 程 3月4日(木)
時 間 19時〜21時
場 所 オンライン開催
参加費 1,500円(以下の申込サイトによる事前決済)
登壇者 伏見の港デザイン研究所 .port 林 亜衣子
    一般社団法人日本建築協会 U-35委員会 高畑 貴良志、平岡 翔太
    水辺のレストラン 末村 巧
ゲスト 水都大阪コンソーシアム 吉城 寿栄
テーマ 占用許可によって実施した取り組み
    占用許可に至るプロセスやスケジュール
    実施して得られた、ならではな体験・知見
    経験を通じて見えてきた課題・ビジョン 他、
主 催 水辺のまち再生プロジェクト
申 込 https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01mst511g5ues.html#accept
    ※3月3日までにYouTube LiveのURLをお伝えします。
問合せ mizube@suito-osaka.net(担当:笹尾)

passmarket用組写真.jpg

<PUBLICSHIP UPDATINGについて>
PUBLICSHIPとは、公共空間を主体的に利用する所作であり心構えを指す造語です。PUBLICSHIPに新しい視点や発見をもたらす気づきを獲得していく活動がPUBLICSHIP UPDATINGです。


■今月の特選水辺不動産情報

 1.天然木フローリング張りのオフィス【大川 賃貸】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10123

 2.超貴重!水辺の路面店舗【大川 賃貸】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10562

 3.京都山科の登録文化財の洋館【琵琶湖疎水 売買】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10482

 4.リノベの素材的マンション【城北運河 売買】
  https://www.mizube-fudosan.com/syosai.php?id=10558


■【3月26日(金)19時】メンバーが屋台のオンライントークイベントに登壇します

新型コロナによって、場の使い方にも変化があったように思います。そんな中で「屋台」というものが「密ではない場」ということで切り取られ、ひとつのツールとして活用されています。ですが、屋台というのはもっともっとパーソナルなもので、感染対策というソーシャルな理由を超えて、屋台に集まる人たち、屋台を使う人たち、みなの個人的な都合に合わせてその時々で、用途を変え、場所を変え、姿形も変わっていくような、ゆるやかな装置です。
今回は、そんな屋台に関わる人の中で、あまり目にすることのない「屋台の作り手=屋台家」が集まり、作り手として屋台をどうみているのかを話し合います。その中には当プロジェクトメンバーも参加します。
登壇者によって考えていることが違うことが事前の企画調整ミーティングでも垣間見えており、どんな話が飛び出すか読めません(笑)

【イベント概要】
イベント名:「集まる場」の"私的"性−屋台家トーク
日 時:2021.3.26 金曜日 19時-21時
場 所:オンラインイベント (YouTube Live)
観覧料:1,000円(学生500円)
詳 細:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/011k0m11fjpmr.html

kumiphotoes.jpg

・次回「水辺通信」は、2021年3月配信予定
・通信の送信希望や停止、水辺情報の提供は以下アドレスまで
 mizube@suito-osaka.net


|||||||||||| 水辺のまち再生プロジェクト |||||||||||||
        http://www.suito-osaka.net

2021年02月19日

posted by 水辺のまち再生プロジェクト at 06:30 | 水辺通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。